お世話になります、仙岳(諏訪本店)です。

前回の内容に誤りがありました。

アーカイブ( http://www.hanapaja.net/LINE/ )は訂正しておきました。

さて、先日読んだ、ヤニス・バルファキスの「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」がとても面白かったです。

その中での、予言は自己成就する、という話から、学生時代(物理学科)の一次相転移の研究を思い出しました。

雑に言うと、一次相転移は、氷と水のように、形態が不連続に変わる事です。

本当の研究に入る前に、遊びで、簡単なシミュレーションを、先輩方が一段落して丁度空いていた研究室中の全パソコンで動かしました。

それぞれ、物体全体では同じ動きなのに、ミクロには皆違っていたのを面白がって見ていました。

経済でも、強大な権力によるのでなく、みんなのちょっとした思惑で大きく暴走します。

最初に誰が、というのはわからないし意味がないです。

そんな感じで自粛した経済活動も、早く氷が融けて欲しいです。

画像は、media.aqua-sphere.net という所から過冷却の写真。
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