お世話になります、仙岳(諏訪本店)です。
そろそろ夏休みみたいですね。
小学生と思われる頃の多分夏休みに自分がやった筈の話をします。
水と氷について実験をしました。
水には4℃が密度最大で、しかも固体(氷)の方が軽いという「特殊」な性質があります。
水を冷気で冷やすと、約4℃の頃、外気に触れるあたりには、これから冷えて沈む水と、冷えて浮いてきた水とが混在し、冷えて浮いてきた水は更に冷えて氷になります。
温度差が起きないよう撹拌したら、どうなるのだろう?
何処から凍るのだろう?
うちには人が入れる冷凍庫があるので、自分も入って掻き混ぜる実験をしたようです。
凍り始める箇所をなくす実験なので、なかなか凍りません。
自分が凍るまで我慢すれば過冷却を見れたかもしれないですが、断念したかと思います。
ところで、この水より氷が軽く、凍ると大きくなるために、
食品をゆっくり冷凍させると細胞壁を破壊します(ドリップと呼ばれます)。
現在は、液体窒素等で一気に凍らせる、とか、子供の私がやろうとした撹拌して過冷却、みたいな技術があり、良い冷凍品が手に入ります。
さぁ夏休み。
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