お世話になります、仙岳(諏訪本店)です。

最近聴いた本に関しては簡単に1冊だけ。

島崎藤村の「破戒」の破戒のシーンが嫌いな私としては、

夏木志朋氏の「二木先生」の斜めに展開する様は面白かったのです。

こういう嘘つき、好きだわ。

話は変わって、先日、ふぐの仕入先から、試供品が届きました。

結構引き合いもあるというその品、マフグやヒガンフグというふぐ
(弊社では、ちりやタタキ、唐揚げに使っている。)の「身」だけのもの。

板場が試作し、私が仕入れた場合の金額を言い、顔を見合わせて「う〜〜〜ん」。

翌日、仕入先に「うちでは使えない。丸や身欠で仕入れればいいし、そしたら、ガラも使えるから。」と回答しました。

 丸:締めただけで内蔵も骨もある
 身欠:丸から内蔵等毒の部位を除いたもの

うちの板場は、全員ふぐの免許を持っているし、捌き慣れてもいるので、
手軽さが割高になってしまうのです。

で、ガラが無ければ、誕生月のサービス「ふぐのコラーゲンたっぷり水羊羹」とかが作れない!

今月のふくの日は、夕方から、私も参加して、ちりとヒレ酒の「ふぐだん」。

多くの皆様に「福」あれと。
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