お世話になります、仙岳(諏訪本店)です。
息子が村田沙耶香にハマっているみたいです。
「コンビニ人間」以降のいくつかの本を借りています。
彼が読んでいない「世界99」がaudibleにあるので、聴くことにしました。
主人公には感情がないので、感情移入できず、また内容のエグさもあり、
読むにはきついが、聴くなら、受動的・能動的を切替えながらできるので、
上巻を聴き切り、下巻に入りました。
平野啓一郎氏などのいう分人の世界もありますが、現実世界の嫌な部分のデフォルメもあります。
読もう読もうと思っていた、かげはら史帆氏の「ベートーヴェン捏造: 名プロデューサーは嘘をつく」を
最近聴くことが出来たのですが、シンドラー氏の行為=偉人の過去の捏造と
他人に合わせて、主人公が自分の今を作る行為とを重ねてしまいました。
最近聴いた、宇野常寛氏の「庭の話」という哲学書でいう庭に、
「私にとっての」audibleはなっているのかも、とも思う次第で。
何言っているのか、わからない?
騙されたと思って、私の紹介する本をいくつか読んでみましょう。もっと混乱しますから ^_^;;
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