最近は、自分の知っている事は、皆も知っている、という妄想が広がっているのでしょうか?


私「こんなCMで大丈夫か?」 日清「大丈夫だ、問題ない。」

これを読んで、あれね、とか、今更あれを?とか思う少数派と、何書いてあるのかわからない、という多数派がいるかとは思います。

GW帰省中の長男から、これ知っている父親、てヤバい、と友人に言われたとか。


一方、次男は「いいギターほしい」「ん?」

「バンド、やりたいな」「どんなの?」

「ギター、ベース、ドラム、トランペット」「へ?」

「ベースは要らないかな」「リズム隊を蔑ろにするな」

「あこがれるバンドを見つけて」「なんてバンド?」

「水中、それは苦しい」「え?20年以上前の…」
(みうらじゅんが好きだったとかしか、知らない、歌謡パンクだっけ?)

「ん、20周年のを見た」「いいギター、要るか?」

サブカルだろうと、気に入りそうなのを見つけてくる現代技術に感服。


オススメの力で、全人類各々に、その人の普通、が作られる、

エコーチェンバー現象全開の現代。

わかる筈のない、他人の書きたい事や気持を、自己中心的な妄想でわかったつもりになるより、

まず、書いている事をきちんと読む力が大事ですよね。

目の前にある文章に、書いてある事をしっかり読み取ろう、

書いてはいない事を勝手に妄想するのは慎もう、と思う今日此の頃です。

まぁ、若い頃から、他人と違うものを見聞きしたせいで常識がズレてしまい、

わからない、わかってもらえない、で苦しんだ事もあったおかげで、

何を書きたいか、より、何が書いてあるか、に注力するようになったのは、有難い…感謝すべき事かと思います。

更に言えば、オタクやマニアになり損ねた、興味の範囲の定まらない人間故、

私の中で既に済んだ事や興味を失ったものを度々オススメされるのも、有難い…感謝すべき事かと思います。


わからない、という事をわかってもらおうと、わかりにくい文章にしたら、

本当にわけわからない物が出来たので、(3段落目の途中から)少し足して、ここに載せました。