性交の途中にJokeを思い付くのは誰しもあることであろう。 
脊髄反射的にキーボードを打つ訳にはいかず、頭の中で練ることになる。 
腰の動きも止める訳にいかないので、頭と身体とが別々の作業をすることになる。 
早いのには精神的な要素も絡んでいたりするので、 
本能だけになった身体の動きは通常より激しいのに 
持続時間もまた通常の何倍もの長さになる。 
予期せぬ激しさと持続時間に、いつもは演技の女も我を忘れてしまう。 
女が感じ易いのは、妊娠しやすい時期であることにもよる。 
避妊具を切らしていたのにも関らず事に及んだのは、これまでの実績からである。 
この実績こそは男の悪あがきと女の冷静さとの賜物であったが 
その両方が失われている今となっては外に出す事は無理なのである。 
気を失った女の姿に、自らのした事に狼狽する。 
しかも、折角浮かんだJokeも思い出せない事に気付く。 
どこに行ってしまったんだ、嘆いても時既に遅し、である。 
....という文章が時々強迫的に浮かんで困るのだけど、何か心当りあるだろ、親父。 
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