お世話になります、仙岳(諏訪本店)です。

今日はふぐの話。

平成24年1月に東京都で、ふぐの身欠(有毒部位を取り除いたもの)の扱いが緩和され、一定条件を満たすとふぐ調理師以外にも扱えるようになりました。

首都圏東京では居酒屋などでもフグが提供出来る、という事で、その予定が知らされてから、養殖業者等関係の業者は浮足立ちました。

築地の知合いのフグ以外の卸でも、扱えるようになったからと相談してきました。

私は「こうゆう時は粗悪品を扱う業者も参入して来る。きちんとした所以外のは扱わない方がいい。」と話しました。

実際、粗悪品による中毒は起きたとの事。

保健所からも仕入れている身欠の状況等訊かれました。

うちの板前は皆フグ調理師で、必ずチェックし更に洗い直してからと、気を付けて捌いている旨告げました。

フグに限らず、きちんとした処理をしないと中毒の原因になる食材はあります。
(今日もしっかり加熱しないと行けない所をしないで中毒になった記事が載ってました)

楽しい会食の場を提供するため、私達も更に気を付けます。

画像は、今日の話題のとらふぐの刺身です。
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