お世話になります、仙岳(諏訪本店)です。
今、ズワイガニの仕入が難しくなっています。
商社が新たに仕入れたところから価格が2.5倍、という事態に陥っています。
これまで、ふぐとかにの二本立てでしたが、広く、
「海鮮」割烹という形で打ち出していくつもりで、板場から試作品も出て来ていますので、お楽しみに。
ふぐの方は、良質な養殖もあり、まだ落ち着いています。
さて、ふぐ刺し、特に、とらふぐのふぐ刺しは、何故、向うが透ける程に薄いのか。
身がしっかりし過ぎていて(それが美味しさの源泉ですが)、薄くしないと食べられないのです。
こうしたふぐ刺しを提供する為には、薄く引ける技術とそれを支える道具の手入が大事です。
更に、ふぐの提供には、ふぐの取扱に関する許可が必要です。
当店の板前は全員、ふぐの免許を持っています。
こうした和食の板前は、調理師学校などに聞いても、希望が、製菓→洋食→和食や中華、みたいな感じで、少ないです。
弊社は幸運な事に、諏訪・松本に各々1名ずつ、平成生まれがいます。
ズワイガニと板前、若干の在庫はあるのですが、これでは足りない、ピンチなのです。
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