お世話になります、仙岳(諏訪本店)です。

妻に「いつも何を聴いているの?」と言われました。

「色々。」と答えるしか無い。

実際、ここに書いているのも雑多、更にここに書かないのも雑多にあるので。

で、最近は小説が続いて、まずは町田康「令和の雑駁なマルスの歌」。

私にとって、この作者は町蔵で映画「爆裂都市」の印象のみ。

ふと思い出しましたが、この映画の監督石井聰亙の特集をした時、一方にパンク集団、もう一方に映画少年たち、その間にドテラを羽織った私、という妙なアウェイ感の中にいました。

ただ「数学できんが、なんで悪いとや!」で館内一体化してたのは面白かったです。

次に島田雅彦「虚人の星」。

何故か、高校時代に、芥川賞の候補になった事のある並木通りの本屋の主人の紹介で入った文芸サークルを思い出しました。

学園紛争に乗り遅れた感満載の主催者に勧められた本に雰囲気が近かったのかもしれません。

また、いとうせいこう「ワールズ・エンド・ガーデン」のイメージも。

そこから、市場から帰る時地下鉄築地駅が大騒ぎで、実は朝食を食べたお陰で助かったのだった先代の話、と連想する事も雑多。
< ^ >