お世話になります、仙岳(諏訪本店)です。
先日の日曜の日経のトップ記事はチャートは語るで、
「AIにあらがう将棋棋士 あえて「不利飛車」、藤井七冠に善戦」
という興味深いタイトルでした。
AIの勧める居飛車で戦う藤井氏に対して、
AIには嫌われ、使う者も減ってきた振飛車で対抗する挑戦者が出てきた、という内容です。
似た手に収斂する居飛車に対し、振飛車は人為的で個性が出やすくやりがいがある、とか。
う〜〜ん、AIを超えるものと、AIに逆らうものの戦いかぁ、とか思ったりもしました。
最近聴いた、町田康氏の「俺の文章修行」も、AIが苦手そうな、クソ人間臭い、出鱈目なような違うような、面白い、自称エッセイでした。
先日、ここで紹介した酒樂会に絡んだ呑み会、で隣の方に、ここで書いてきたような、ふぐのすごい所、面白い所を、滔々と語ってしまいました。
ここまでの流れで何?と思った方、いや、ふぐを食する習慣の無い社会で育ったAIだったら、ふぐ、食べてみたい、と訊いてきた人間になんと答えるかな、と思った次第で。
命懸けで美味い食材を、なんて、なんて不合理で楽しいのでしょう、人間て。
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